退職代行後の離職票はいつ届く?届かない時の催促方法も解説

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はじめに

退職代行サービスを使って、ようやく肩の荷が下りた。しかし、次の一歩に進むためには失業保険の手続きが欠かせません。そのために必要な「離職票」がいつ届くのか、不安に感じていませんか。この記事を最後まで読めば、書類に関する不安は解消され、落ち着いて次のキャリアへと進む準備ができます。

この記事で学べること
・退職代行利用後の離職票が届く時期の目安
・離職票がなかなか届かない場合の具体的な対処法3ステップ
・失業保険の手続きをスムーズに進めるための知識

退職代行を使っても離職票は必ずもらえる

会社には離職票を発行する法的義務があるため、退職理由に関わらず受け取れます。

「退職代行を使ったことで、会社から嫌がらせをされて離職票がもらえないのではないか…」と心配されているかもしれませんね。しかし、安心してください。結論から言うと、退職の方法に関わらず、会社は退職者に対して離職票を発行する義務があります。

これは、あなたが会社に対して持つ正当な権利です。退職代行を使ったからといって、その権利が失われることは決してありません。

【深掘り】離職票の発行は会社の法的義務

少し専門的な話になりますが、離職票の発行は、雇用保険法という法律で定められています。具体的には、退職した人が離職票の交付を希望した場合、会社(事業主)は、退職日の翌日から10日以内にハローワークへ「離職証明書」を提出し、手続きを進めなければならないとされています。

もし会社が正当な理由なくこの手続きを怠ったり、発行を拒否したりした場合は、法律違反となる可能性があるのです。つまり、離職票の受け取りは、会社の感情や都合で左右されるものではなく、法律によって守られたあなたの権利である、ということを覚えておきましょう。

退職代行サービスが手続きをサポートしてくれるケースも

多くの信頼できる退職代行サービスでは、退職の意思を伝えるだけでなく、その後の事務的な手続きのサポートもサービス内容に含まれています。具体的には、あなたに代わって、会社に対して離職票や源泉徴収票などの必要書類を請求してくれます。

退職した会社と直接やり取りをすることに、精神的な負担を感じる方は少なくありません。そんな時、退職代行サービスは、あなたの心を守る「盾」となり、面倒な手続きを代行してくれる頼もしい存在です。サービスを利用する際は、どこまでサポートしてくれるのかを事前に確認しておくと、より安心して退職プロセスを進めることができます。

離職票はいつ届く?受け取りまでの流れと期間の目安

一般的に、離職票は退職日から10日〜2週間程度で手元に届きます。

では、具体的に離職票はどのような流れで、いつ頃手元に届くのでしょうか。一般的なプロセスを知っておくことで、無用な心配を減らすことができます。

  1. 会社からハローワークへ:会社があなたの退職後、管轄のハローワークへ「雇用保険被保険者資格喪失届」と「離職証明書」を提出します(法律上の期限は退職日の翌日から10日以内)。
  2. ハローワークから会社へ:ハローワークが提出された書類の内容を確認し、問題がなければ会社に対して「離職票」を交付します。
  3. 会社からあなたへ:会社は、ハローワークから交付された離職票をあなた宛に郵送します。

これらのステップを踏むため、あなたが退職してから手元に届くまでには、どうしても一定の時間がかかります。一般的には、退職日から10日〜2週間程度が目安と言われています。まずはこの期間、焦らずに待ってみることが大切です。

なぜ届くまでに時間がかかるのか?

目安の期間を伝えても、なぜそんなに時間がかかるのか疑問に思うかもしれませんね。これにはいくつかの理由が考えられます。

例えば、会社の給与計算の締め日との兼ね合いで、事務処理が特定の時期に集中するケース。あるいは、年度末などの繁忙期で、ハローワーク側の手続きに時間がかかっているという可能性もあります。会社の担当者が単純に手続きを忘れているという、少し残念なケースもゼロではありません。

いずれにせよ、様々な要因が絡むため、目安の期間はあくまで目安として捉え、少し余裕を持って計画を立てておくと安心です。

【重要】離職票が届かない場合の3ステップ対処法

まずは会社(または代行業者)に確認し、それでも解決しない場合はハローワークに相談しましょう。

「目安の2週間を過ぎても、一向に離職票が届かない…」そんな時は、さすがに不安になりますよね。しかし、感情的になる必要はありません。冷静に、そして計画的に、以下の3つのステップで対処を進めていきましょう!

ステップ1:退職代行業者に連絡する

あなたが退職代行サービスを利用して退職した場合、最初に行うべきは、その代行業者への連絡です。これが最もスムーズで、あなたの精神的な負担も少ない方法と言えます。

代行業者に「退職後2週間以上経過しましたが、まだ離職票が届きません」と状況を伝えれば、業者があなたに代わって会社に状況の確認と催促を行ってくれます。プロに任せることで、あなたは直接会社と話すことなく、問題の解決を図ることが可能です。

正直に言うと、退職後の書類請求で会社ともめてしまうケースは、残念ながら存在します。そんな時、個人で対応するのは心身ともに大きな負担となります。弁護士や労働組合が運営する退職代行サービスであれば、あなたの代理人として法的に交渉を進めることが可能です。自分に合った「盾」となってくれる代行業者を事前に選んでおくことは、未来のあなたを守るための大切な準備です。どのサービスを選べば良いか迷ったら、ぜひこちらの比較記事を参考にしてみてください。

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ステップ2:内容証明郵便で会社に催促する

退職代行を利用しなかった場合や、代行業者の催促にもかかわらず会社が応じない場合は、次の手段として「内容証明郵便」で催促状を送付する方法があります。

内容証明郵便は、「いつ、誰が、誰に、どのような内容の文書を送ったか」を郵便局が証明してくれるサービスです。これにより、「言った・言わない」のトラブルを防ぎ、会社に対して「法的な手続きも考えている」というこちらの真剣な意思を伝えることができます。これは、会社側に心理的なプレッシャーを与え、迅速な対応を促す効果が期待できます。

ステップ3:ハローワークに相談する

内容証明郵便を送ってもなお、会社から何の反応もない。これは最終手段になりますが、あなたの住所を管轄するハローワークに直接相談しましょう。

ハローワークの窓口で、「退職した会社が離職票を発行してくれない」という旨を伝えてください。その際、会社に催促した経緯(電話した日時や内容証明郵便の控えなど)も合わせて伝えると、話がスムーズに進みます。ハローワークは、会社に対して離職票を発行するよう指導・勧告を行ってくれます。公的機関からの指導は会社にとって非常に重いため、多くのケースで状況が改善する傾向があります。

離職票以外にも!退職後に必要な重要書類リスト

失業保険や転職手続きを円滑に進めるため、離職票以外の書類も忘れずに請求しましょう。

退職は、新しい人生への扉です。その扉をスムーズに開けるためには、離職票以外にもいくつか重要な「鍵」となる書類があります。手続きで慌てないよう、以下のリストをチェックして、会社に請求漏れがないか確認しておきましょう。

書類名主な用途発行元受け取り時期の目安
離職票(雇用保険被保険者離職票)失業保険の受給申請会社経由でハローワークから退職後10日〜2週間
雇用保険被保険者証失業保険の受給申請、転職先への提出会社(入社時に預けている場合)退職時に返却
源泉徴収票年末調整、確定申告会社退職後1ヶ月以内
年金手帳国民年金への切り替え、転職先への提出本人保管(会社に預けている場合も)退職時に返却
健康保険資格喪失証明書国民健康保険への加入手続き会社退職後速やかに

これらの書類は、失業保険の申請、国民健康保険や国民年金への切り替え、そして次の会社での入社手続きなど、様々な場面で必要になります。退職が決まった段階で、会社の人事担当者や利用する退職代行業者に、これらの書類をいつまでに発行してもらえるかを確認しておくと、より安心です。

【深掘り】源泉徴収票がもらえない時の対処法

少し耳の痛い話かもしれませんが、離職票と同様に「源泉徴収票」がなかなか発行されないというケースも時々耳にします。しかし、これも心配は不要です。

源泉徴収票の発行は、所得税法で定められた会社の義務です。もし、会社に請求しても一向に発行されない場合は、あなたの住所地を管轄する税務署に相談することができます。税務署に用意されている「源泉徴収票不交付の届出書」を提出することで、税務署から会社へ行政指導が行われ、発行を促してもらうことが可能です。公的な手続きを知っておくことは、いざという時にあなたを守る力になります。

おわりに

この記事では、退職代行サービスを利用した後の離職票の受け取りについて、詳しく解説してきました。最後に、大切なポイントを振り返りましょう。

退職代行を利用しても、離職票は法律に基づき必ず受け取ることができます。通常は退職後10日〜2週間で届きますが、もし届かない場合は、焦らず冷静に対処することが何よりも大切です。まずは代行業者に連絡し、それでも解決しない場合は内容証明郵便、最終的にはハローワークへ相談するという手順を覚えておいてください。

書類のことは、時に私たちの心を重くします。しかし、一つ一つの手続きを確実にクリアしていけば、必ず道は開けます。まずは、手帳やカレンダーに離職票が届く目安の時期を書き込んでみましょう。そして、もしその日を過ぎても届かない場合は、この記事を思い出して、落ち着いて最初の一歩を踏み出してください。あなたの新しい門出が、書類のことで滞らないよう心から応援しています!

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この記事を書いた人

現役キャリアアドバイザー(国家資格キャリアコンサルタント)のタイキです。
500名以上の転職支援で培ったキャリアカウンセリング力とマッチング知見を武器に、転職情報サイト「キャリアマッチングナビ」を運営しています。
独自データと最新トレンドをもとに、読者一人ひとりに最適なエージェントとキャリア戦略を提示し、情報格差のない転職を後押しします。

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